专利摘要:
HARQバッファを操作する方法が開示される。この方法は、HARQACKを受信するステップ、HARQ ACKの受信に応じてHARQバッファを確保するステップ、及び所定の時間の間にPDCCHメッセージを受信しない場合、HARQバッファをフラッシュするステップを備える。本発明の方法を用いて、HARQバッファを継続的に確保することによるリソースの無駄遣いを回避すること、及びアップリンクのデータ伝送におけるいかなる潜在的な衝突も回避することができる。
公开号:JP2011512088A
申请号:JP2010545350
申请日:2009-02-04
公开日:2011-04-14
发明作者:ファニウオロ,アントネラ;ヤン,タオ
申请人:アルカテル−ルーセント;
IPC主号:H04W28-04
专利说明:

[0001] 本発明は無線通信に関し、詳細には、LTE(Long−Term Evolution)システムにおいてHARQ(Hybrid Automatic Retransmission Request、ハイブリッド自動再送要求)バッファを操作するための方法であって、UE(User Equipment、ユーザ装置)がHARQACK(HARQ Acknowledgement、HARQ送達確認)を受信した後に、HARQバッファ上の制御を最適化することができる方法に関する。]
背景技術

[0002] LTEシステムでは、UEがPHICH(即ちHARQフィードバック指示チャネル)上で単にHARQACKを受信し、PDCCHメッセージを受信しないとき、そのHARQバッファを確保する必要があると了解されてきた。しかしながら、UEがそのHARQバッファを、いかなる事態においても、最大再送限界に達するまで継続的に確保する場合、リソースの無駄が生じる。従って、HARQバッファの最適な制御のための方法の必要性がある。]
課題を解決するための手段

[0003] 本発明の目的は、UEがHARQACKを受信した後にHARQバッファ上の制御を最適化することができる、HARQバッファを操作するための方法を提供することである。]
[0004] 本発明の一態様では、HARQACKを受信するステップ、HARQ ACKの受信に応じてHARQバッファを確保するステップ、及び所定の時間の間にPDCCH(Physical Downlink Control Channel、物理ダウンリンク制御チャネル)メッセージを受信しない場合、HARQバッファをフラッシュするステップを備える、HARQバッファを操作するための方法が提供される。]
[0005] 本発明のさらなる一態様では、eNodeB(envolved Node B)からHARQACKを受信するステップ、HARQ ACKの受信に応じてHARQバッファを確保するステップ、所定の時間の間に、期待される新たな伝送が検出されない場合、eNodeBからUEへ新たな伝送を求めるPDCCHメッセージを送信するステップ、及びPDCCHメッセージの受信に応じてHARQバッファをフラッシュするステップを備える、HARQバッファを操作するための方法が提供される。]
[0006] 好ましくは、この方法は、受信されたPDCCHメッセージに基づいてUEによって新たな伝送を行うステップをさらに備える。]
[0007] 本発明のまたさらなる態様では、eNodeB(envolved Node B)からHARQACKを受信するステップ、HARQ ACKの受信に応じてHARQバッファを確保するステップ、所定の時間の間に、期待される再送が検出されない場合、eNodeBからUEへ再送を求めるPDCCHメッセージを送信するステップ、及びPDCCHメッセージの受信に応じて再送を行うステップを備える、HARQバッファを操作するための方法が提供される。]
[0008] 好ましくは、この方法は、最大再送限界に達するまでHARQバッファを確保するステップをさらに備える。]
[0009] 好ましくは、HARQACKは、UE側においてeNodeBからのHARQ NACKで発生するエラーによって引き起こされる。]
[0010] 本発明の方法を用いて、HARQバッファを継続的に確保することによるリソースの無駄遣いを回避すること、及びアップリンクのデータ伝送におけるいかなる潜在的な衝突も回避することができる。]
[0011] 本発明の上記の及び他の目的、特徴ならびに利点は、図面を参照した好ましい実施形態の以下の説明からさらに明らかになるであろう。]
図面の簡単な説明

[0012] 本発明の一実施形態による第1のシナリオにおけるeNodeB及びUEの操作プロセスを示す図である。
本発明の一実施形態による第2のシナリオにおけるeNodeB及びUEの操作プロセスを示す図である。
本発明の一実施形態による第3のシナリオにおけるeNodeB及びUEの操作プロセスを示す図である。
本発明の一実施形態による第4のシナリオにおけるeNodeB及びUEの操作プロセスを示す図である。]
実施例

[0013] 以下に、図面と併せて本発明の好ましい実施形態の詳細な説明を行う。説明では、本発明の上記の目的、特徴、及び利点が不明瞭にならないように、本発明に必要のない詳細及び機能は省略する。]
[0014] 図1は、本発明の一実施形態による第1のシナリオにおけるeNodeB及びUEの操作プロセスを示している。図に示すように、第1のシナリオでは、eNodeBはPHICHによりACKメッセージのみを伝送し、PDCCHメッセージ、即ち制御コマンドを現在のUEに伝送しない。] 図1
[0015] ステップS10において、eNodeBは、PHICHによりHARQACKをUEに伝送する。ステップS11において、HARQ ACKの受信に応じて、UEはそのHARQバッファを確保し、自らの伝送を停止する。その後、UEはPDCCHメッセージを監視する、即ちUEは、PDCCHメッセージが所定の時間内に受信されるかどうかを判断する。PDCCHメッセージはUEに送信されないので、UEは所定の時間内にPDCCHメッセージを受信しない。ステップS12において、UEはそのHARQバッファをフラッシュする。あるいはUEは、最大再送限界に達するまで、又はPDCCHメッセージが受信されるまで、そのHARQバッファを確保することができる。]
[0016] 図2に、本発明の一実施形態による第2のシナリオにおけるeNodeB及びUEの操作プロセスを示す。第2のシナリオでは、eNodeBはUEに、PHICHによりHARQACKメッセージを送信するだけでなく、新たな伝送を求めるPDCCHメッセージを送信するが、PDCCHメッセージはUE側で失われている。] 図2
[0017] ステップS20において、eNodeBはUEに、PHICHによりHARQACKを、ならびに新たなデータ伝送を求めるPDCCHメッセージを送信する。]
[0018] ステップS21において、UEは、PDCCHメッセージが失われたので、そのHARQバッファを確保し、自らの伝送を停止する。]
[0019] PDCCHメッセージが失われているため、eNodeBは、所定の時間の間、スケジュールされたリソース上にいかなる新たな伝送も検出することができない。このときeNodeBはPDCCHメッセージが失われたことに気づく。この時点で、eNodeBはUEに新たなデータ伝送を求めるPDCCHメッセージを再び送信する。]
[0020] ステップS22において、UEが新たな伝送を求めるPDCCHメッセージを検出したとき、UEはそのHARQバッファをフラッシュし、新たな伝送を行う。]
[0021] 図3に、本発明の一実施形態による第3のシナリオにおけるeNodeB及びUEの操作プロセスを示す。第3のシナリオでは、eNodeBはUEに非適応再送を求めるHARQACKメッセージを送信するが、UE側でNACK−>ACKエラーが発生する。] 図3
[0022] ステップS30において、eNodeBはUEに非適応再送を求めるHARQACKメッセージを送信するが、送信中、UE側でNACK−>ACKエラーが発生し、従ってUEはHARQ ACKメッセージを受信することになる。]
[0023] ステップS31において、HARQACKの受信に応じて、UEはそのHARQバッファを確保し、自らの伝送を停止する。]
[0024] UEは、所定の時間の間にHARQNACKを受信しないので、再送は行われない。言い換えれば、eNodeBは、所定の時間を過ぎても期待される再送データを受信しない。この時点で、eNodeBはUE側でNACK−>ACKエラーが発生していることに気づき、再送を指示するPDCCHメッセージを再送する。]
[0025] ステップS32において、UEが再送を求めるPDCCHメッセージを受信する場合、UEはまさに受信したPDCCHメッセージに基づいて再送を行う。]
[0026] 図4に、本発明の一実施形態による第4のシナリオにおけるeNode B及びUEの操作プロセスを示す。第4のシナリオでは、eNodeBはUEにHARQACKメッセージならびに適応再送を求めるPDCCHメッセージを送信するが、UE側では、NACK−>ACKエラーが発生し、PDCCHメッセージは失われる。] 図4
[0027] ステップS40において、eNodeBはUEにHARQACKメッセージならびに適応再送を求めるPDCCHメッセージを送信するが、UE側では、NACK−>ACKエラーが発生し、PDCCHメッセージは失われる。つまり、UEは誤ったHARQ ACKメッセージのみを受信することになる。]
[0028] ステップS41において、誤ったACKメッセージの受信に応じて、UEはそのHARQバッファを確保し、その伝送を停止する。]
[0029] eNodeBは所定の時間の間、スケジュールされたリソース上に期待される再送を検出しないので、eNodeBはPDCCHが失われ、NACK−>ACKエラーが発生したことに気づくようになる。]
[0030] ステップS42において、eNodeBは、UEに再送を求めるPDCCHメッセージを再び送信する。]
[0031] ステップS43において、UEはPDCCHメッセージを受信すると、受信したPDCCHメッセージに基づいて関連する再送を行う。]
[0032] 本発明を、好ましい実施形態と共に上記に開示した。当業者は、本発明の範囲内で本発明に対する様々な変形形態、代替形態、及び追加形態を作成することができる。従って、本発明の範囲は、上記の特定の実施形態に限定されず、添付の特許請求の範囲によって定義されるべきである。]
权利要求:

請求項1
HARQバッファを操作するための方法であって、HARQACKを受信するステップ、前記HARQACKの前記受信に応じてHARQバッファを確保するステップ、及び所定の時間の間にPDCCHメッセージを受信しない場合、前記HARQバッファをフラッシュするステップを備える方法。
請求項2
請求項1に記載の方法であって、最大再送限界に達するまで、又はPDCCHメッセージが受信されるまで、HARQバッファを確保するステップをさらに備える方法。
請求項3
HARQバッファを操作するための方法であって、eNodeBからHARQACKを受信するステップ、前記HARQACKの前記受信に応じてHARQバッファを確保するステップ、所定の時間の間に、期待される新たな伝送が検出されない場合、前記eNodeBからUEへ新たな伝送を求めるPDCCHメッセージを送信するステップ、及び前記PDCCHメッセージの前記受信に応じて前記HARQバッファをフラッシュするステップを備える方法。
請求項4
請求項3に記載の方法であって、前記受信されたPDCCHメッセージに基づいて前記UEによって新たな伝送を行うステップをさらに備える方法。
請求項5
HARQバッファを操作するための方法であって、eNodeBからHARQACKを受信するステップ、前記HARQACKの前記受信に応じてHARQバッファを確保するステップ、所定の時間の間に、期待される再送が検出されない場合、前記eNodeBからUEへ再送を求めるPDCCHメッセージを送信するステップ、及び前記PDCCHメッセージの前記受信に応じて再送を行うステップを備える方法。
請求項6
請求項5に記載の方法であって、前記HARQACKが、前記UE側で、前記eNodeBからのHARQNACKで発生するエラーによって引き起こされる方法。
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题
US9614647B2|2017-04-04|Method and apparatus of uplink scheduling and HARQ timing
JP5851013B2|2016-02-03|再送方法および再送装置
TWI590614B|2017-07-01|Hybrid automatic repeat request-confirmation processing technique for undesired downlink subframes |
EP3275103B1|2020-07-08|Apparatus and method for link adaptation in uplink grant-less random access
US9451604B2|2016-09-20|Signaling and channel designs for D2D communications
US8107394B2|2012-01-31|Method for retransmitting data in the multi-carrier system
ES2459965T3|2014-05-13|Método, estación base y equipo de usuario que permiten proporcionar una retroinformación con respecto a un mensaje de acuse de recibo positivo/negativo, ACK/NACK, durante una agregación de portadoras
KR101243551B1|2013-03-20|불연속 수신에서 하이브리드 자동 재전송 요청 왕복 시간 및 ack/nack 반복
US9179445B2|2015-11-03|Communication in the presence of uplink-downlink configuration change
JP5199223B2|2013-05-15|Ack/nackバンドリングを改善する方法及び通信装置
JP6776230B2|2020-10-28|Fountain HARQ for reliable low latency communication
US9144066B2|2015-09-22|Method and system for hybrid automatic repeat request combining on an lte downlink control channel
US20130163546A1|2013-06-27|Selecting between normal and virtual dual layer ack/nack
TWI405445B|2013-08-11|處理一傳輸時間間隔集束模式的方法及通訊裝置
US10313064B2|2019-06-04|Efficient HARQ feedback
JP6578273B2|2019-09-18|Control of handover of high-priority user equipment operating near cell edge
KR101237892B1|2013-02-27|요소 반송파 활성화 및 비활성화를 처리하는 방법 및 그 통신 장치
US9507669B2|2016-11-29|Method of transmitting data using HARQ
US20150124671A1|2015-05-07|Shortened harq timelines for low bandwidth applications
ES2714725T3|2019-05-29|Métodos y disposiciones para una realimentación precoz de HARQ en un sistema de comunicación móvil
JP6662844B2|2020-03-11|ユーザ装置、及び送達確認情報送信方法
US10560228B2|2020-02-11|Hybrid automatic repeat request | in listen before talk systems
EP2817911B1|2020-08-12|Cross-layer scheduling based on lower layer feedback
US8400999B2|2013-03-19|Method of handling packet data in a wireless communications system and related apparatus
JP2005539468A|2005-12-22|Mac層リセット後にノードbバッファデータを効率的に回復するためのシステム
同族专利:
公开号 | 公开日
EP2637469A1|2013-09-11|
WO2009100651A1|2009-08-20|
KR101583492B1|2016-01-08|
CN101505212A|2009-08-12|
US20110029834A1|2011-02-03|
KR20100108615A|2010-10-07|
CN101505212B|2012-11-07|
EP2242322A1|2010-10-20|
EP2242322A4|2013-02-27|
EP2242322B1|2015-12-02|
JP5384526B2|2014-01-08|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2011-11-29| A621| Written request for application examination|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111128 |
2012-07-11| RD04| Notification of resignation of power of attorney|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20120710 |
2013-02-08| A131| Notification of reasons for refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130207 |
2013-05-17| A02| Decision of refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130516 |
2013-06-12| A521| Written amendment|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130611 |
2013-08-19| A911| Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20130816 |
2013-08-29| TRDD| Decision of grant or rejection written|
2013-09-04| A01| Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130903 |
2013-10-10| A61| First payment of annual fees (during grant procedure)|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131002 |
2013-10-11| R150| Certificate of patent or registration of utility model|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
2016-10-18| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
2017-10-11| LAPS| Cancellation because of no payment of annual fees|
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
[返回顶部]